福島城跡

 

 福島城跡は十三湖北岸に面する標高20~30mの丘陵西端部に位置し、内郭と外郭の二重構造からなります。内郭は一辺が約200mの矩形で、土塁と堀跡が巡る方形居館跡です。近年の調査で安藤氏とみられる屋敷跡が発見されました。内郭は随時見学できます。
 一方、外郭では一辺が約1kmの三角形を呈する構造をもち、その範囲は62haにも及びます。特に外郭東辺には台地を南北に切断するように、大規模な土塁と堀が残っています。外郭では国道339号線沿いから土塁上を歩いて、門跡まで見学に行くことができます。

 

■所 在 地: 青森県五所川原市相内実取

■お問合せ: 五所川原市教育委員会 社会教育課 十三湊発掘調査室
        TEL:0173-35-2111(内線4030・4071) 



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