十三湖

 日本海に面した数キロメートル四方の汽水湖で、岩木川などが注ぎ込んでいます。南岸は、戦後に干拓されるまでは大小13の河川が注ぎ込む、葦が生い茂るデルタ地帯でした。独特の寂寥感があります。太宰治は小説「津軽」で、十三湖の風情を、以下の文章で見事に表現しています。

 「十三湖が冷え冷えと白く目前に展開する。浅い真珠貝に水を盛ったような、気品はあるがはかない感じの湖である。波一つない。船も浮かんでいない。ひっそりしていて、そうして、なかなかひろい。人に捨てられた孤独の水たまりである。流れる雲も飛ぶ鳥の影も、この湖の面には写らぬというような感じだ。」

 

■交  通: 自家用車 五所川原市から1時間弱

■お問合せ: 「道の駅」十三湖高原トーサムグリーンパーク TEL:0173-62-3556

■休 館 日: 12月31日~1月3日

■時  間: 4月~10月 9:00~18:00 

       11月~3月 9:00~17:00

■入 館 料: 無料

■駐 車 場: あり

 

■お問合せ: 中の島ブリッジパーク TEL:0173-62-2775

■時  間: 9:00~17:00

■入 館 料: 無料

■休 館 日: 12月~3月

■駐 車 場: あり

 

 


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