津軽金山焼窯元

 縄文時代から10世紀にかけて、梵珠山麓は須恵器の産地で、優れた焼き物を産出していました。しかし以後1000年間、青森県においては焼物の生産が途絶えます。

 1985年。ふたたびこの地に焼物産地を誕生させることを目的として、五所川原市金山の大溜池の底に堆積する良質な粘土を原料とし、背後の赤松を燃料とした焼き物を作るため、登り窯が建設されました。以後、登り窯の拡張・増設が続けられ、海外の陶芸家とも交流し滞在するようになりました。

釉薬を一切使わずに、1,300度の高温でじっくりと焼きあげて固める「焼き締め」の手法により作られています。素朴ながらも味わいとぬくもりがあるものとなっています。

 施設では、陶芸教室において陶芸を体験することも可能で、多くの学校も体験学習に訪れています。また、多種多様な金山焼が展示・販売されています。

■所 在 地: 〒037-0011 五所川原市大字金山字千代鶴5-79

■お問合せ: 津軽金山焼 TEL:0173-29-3350

■時  間: 9:00~17:00

■休 館 日: 年中無休

■駐 車 場: あり

 公式HP 

 


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