十三湊遺跡

 

 十三湊は戦国時代までに成立したとされる『廻船式目』(現在の海商法に当たる法律書)のなかで「三津七湊」の一つに挙げられるなど、中世に始まる典型的な港湾都市のひとつでした。
 中世後期に日本十指に数えられるなど全国的にみても北日本屈指の大規模に整備された湊町であり、日本海を舞台に津軽海峡を挟んだ北海道(蝦夷地)におけるアイヌ民族との北方産品(鮭・昆布・毛皮類など)を交易する拠点湊として栄え、安藤氏が支配しました。
 場所は五所川原市十三にあり、いまは「ジュウサン」と呼びますが、江戸時代後期まで「とさ」と呼ばれていました。

 

■所 在 地: 青森県五所川原市十三
■お問合せ: 五所川原市教育委員会 社会教育課 十三湊発掘調査室
        TEL:0173-35-2111(内線4030・4071)



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